国際交流

法政二中高独自の海外研修・留学プログラム

本校では姉妹校であるニュージーランドのオレワカレッジと30年近い交流を続けており、同校の協力のもとに長期・短期のプログラムを実施しています。またカナダのブリティッシュ・コロンビア州でも、現地のバンクーバー・アイランド附属高校の協力を仰いで短期研修を実施しています。

ニュージーランド英語研修(中学生)

中学3年生を対象にした3週間の英語研修です。この研修では、3週間ホームステイをしながら、オレワカレッジで授業を受けます。授業は英語クラスだけでなく数学や体育など通常の授業も英語で受けます。また、JAPAN DAYという校内行事で日本の伝統文化を紹介したりもします。オレワカレッジの生徒と共に過ごす時間が多く、同世代の国際交流が出来ることがプログラム最大の特徴です。中学2年次に参加者を決定します。

オレワカレッジ長期留学制度(高校1年生対象)

オレワカレッジでのおよそ10カ月間の留学プログラムです。高校1年生の1学期終了時に選考試験を行い、合格した派遣生徒には費用の一部を奨学金として支給します。派遣生徒は事前の研修を経て1月に出発し、現地での語学学校で英語の研修を受けた後、オレワカレッジの11年生(高校2年生)に編入します。帰国は高校2年次の11月末になります。

オレワカレッジ長期留学生の声

北﨑友梨香さん(第1期生)

留学した理由は単に英語力を伸ばすことでしたが、実際に行ってみて自分の想像した以上のものを得ることができました。わたしはリスニングがとても苦手だったので、ニュージーランドに行ってすぐコミュニケーションを取るのが大変で、自分に自信を無くすこともありました。しかし諦めず何度も聞いたりと努力をし、徐々に聞き取ることができるようになりました。それにより自分からも多く話すようになり、リスニングとスピーキングともに力がつきました。特にニュージーランドはたくさんの国から来た人々がいる多国籍な国なので、色々な英語になれることが出来ました。また、外国の人と話すので日本人にはない多種多様な意見を取り入れることができました。それにより自分のものの見方も、偏らず色々な側面から考える力を得たと思います。さらに多数の人と話すので社交性も身につき、大勢の人と話すことにもあまり抵抗がなくなりました。
このコミュニケーション力を通じて、いくつかのアクティビティにも参加しました。例えば、学校の部活です。部活では、ずっと挑戦したいと思っていたラグビーをしました。初めてのことで苦戦し、怪我をすることも何度もありました。しかしそこでニュージーランドの人との友情を深めることができ、とてもいい経験ができたと思っています。
他には、日本の文化を伝える「アジアン・フェスティバル」にボランティアとして参加しました。学校内で日本の伝統的な食べ物を提供したり、文化を伝えたりしました。その時何人かに質問されましたが、自分でも知らないことがあり、自分の日本に対する無知さに呆れることがありました。しかしそれと同時に日本に対してもっと知りたいという、興味も湧きました。ボランティアは初めてで戸惑うことがありましたが、人と触れ合い自国をより知ることができ、良い時間を過ごすことが出来ました。このようなアクティビティを通じてより挑戦心もつき、コミュニケーション力も上がり、一人前の人間にまた1歩近づけたと思います。
留学によって私は様々なことを得ることができましたが、何よりも今思うことは、親への感謝です。日本にいる時には、両親が私に何かをしてくれても、大して感謝の気持ちはありませんでした。しかし、ニュージーランドのホストファミリーと過ごすことで、ファミリーが何か私にしてくれると感謝の気持ちが生まれるようになりました。私の本当の両親も同じようなことを何年間もしてくれていると思うと、今は感謝の気持ちしかありません。それからは、両親を思いやる気持ちが強くなりました。わたしは留学を通して、ただ英語力を伸ばしただけでなく、様々な意見を持った人々と触れ合い、コミュニケーション力を身につけ、そして両親のありがたみを知って人間として成長できたと思います。そして、このような素晴らしい機会をつくって下さった学校の先生方などにも心から感謝しています。

細井瑞樹さん(第1期生)

私が留学した理由は英語力を伸ばしたかったのと、世界中に友達をつくることが夢だったからです。一番大変だったのは英語でコミュニケーションをとることでした。うまく話せない上に、Kiwiイングリッシュはとても早口なので話すときはすごく緊張していました。はじめは間違えるのが怖くて黙っていることが多かったのですが、「話してくれないと何を考えているのかわからないよと言われてから、間違えてもいいからどんどん話しかけてみようと思いました。
留学中に力を入れていた活動は主に3つあります。1つはチアリーディングです。二高でもやっていたので、ニュージーランドでも続けたいと思いクラブチームに入りました。留学中に出場した大会では1位を勝ち取ることもできました。スポーツを通じて言語コミュニケーションだけでは得ることのできないたくさんのものを得ることができました。
2つ目はボランティア活動です。2021年には関西で開催されるWorld Masters GamesというR35オリッピックのようなイベントがオークランドで開催されました。その時に関西のPRビデオを作るために、インタビューをしたり、関西がどんなところなのかなどを紹介したりするボランティア活動をしました。
3つ目は日本文化を広めることです。現地校では世界中の伝統料理を作って販売するInternational Festival, 留学生主体のAsian Day, Japan Dayのような文化交流の日なども設けられ、ソーラン節を踊ったり、茶道・折り紙・書道などのレクチャーをしたりしました。また、私はJapanese(言語)の授業を取ったので、そのクラスの子に英語で日本語を教えたり、いろんな漢字を教えたりしました。日本文化を通じてたくさんの友達もできましたし、他国の文化もたくさん知ることができたのはとてもよかったです。
先輩から何の情報もないドキドキのスタートでしたが、たくさんのサポートのお陰でこんなにも充実した一年となりました。今回このような貴重な機会を与えてくださった学校の先生、関係者の皆様にとても感謝しています。

  • ホストファミリーと
  • チアリーディングのなかまと

カナダ語学研修(高校生)

 2016年から始めたカナダ西海岸での高校生を対象とした研修です。この研修では、夏休みの3週間、バンクーバー島ナナイモでホームステイをしながらバンクーバー・アイランド大学のキャンパス内で研修を受けます。ナナイモは美しい自然に恵まれた港町で、治安が良く安心して研修に参加できます。
 午前中は英語の授業に参加し、午後はカヤック、マウンテンバイク、アイススケートなどカナダならではのアクティビティに取り組みます。週に1回小旅行があり、バンクーバーやイギリス風の美しい町ビクトリアなどへ行きます。この研修を通して、生徒の英語力はもちろんのこと、異文化を尊重・理解する気持ちや、英語を使って積極的に意思疎通を図ろうとする姿勢が育まれることが期待されます。

  • ブリティッシュ・コロンビア州議事堂(ビクトリア)
  • カテドラル・グローブ