経営学部クラス
経営学部クラスの3学期授業は、「問題意識の育成」と「大学での学びの構築」をテーマに、法政大学経営学部との緊密な連携のもと、付属校ならではの高大連携の取り組みを行います。
校内での取り組みとして、二つの軸で授業が展開されていきます。一つは多くの経営学の専門家をお招きした「講演会」、公認会計士協会の協力を得た「会計講座」、「法政大学経営学部による進学ガイダンスとプレゼンテーション指導」が用意されています。
もう一つは研究発表に向けた取り組みを進めています。班体制を作り、各班がそれぞれの問題意識に基づいて、各種業界や企業経営の調査・研究をおこないます。そしてその成果を「プレゼンテーション大会」において発表します。すでにテーマが決定し、調査研究のための活動をスタートさせています。
これらの取り組みは、法政大学経営学部の先生方や多くの専門家の皆様の多大なご支援をいただいて実施していきます。
2023年度 経営学部クラスの取り組み
取り組み その1
生徒たちの興味関心に沿って11の班に分け、プレゼンテーションの準備がスタートしました。「AI」や「サブスク」、「聖地巡礼」などのさまざまな分野・テーマを設定し、研究活動を進めているところです。班ごとに調査を進めつつ、定期的に報告会の実施をしています。生徒同士、そして教員からのフィードバックをもとに、自分たちの研究を深めていっています。法政大学経営学部の教授陣からもアドバイスをもらいながら、自分たちの問題意識を明らかにしていくべく、活動中です。
また、並行して講演会も実施しています。社会で活躍する先輩方から話を聞きながら、大学での学び、そして社会で活躍していくためのさまざまなことを学んでいます。
取り組み その2
経営学部では、現在プレゼン大会に向けた取り組みが進行中です。さまざまな資料にあたったり、アンケート調査を行いながら自分たちの班が立てた仮説を検証していきます。必ずしも仮説通りの答えが得られるわけではありませんが、その中で新たな発見を得ながら、問題意識を深めていく生徒たちの様子が見られています。
こうした活動と並行して、二中高OBの方々をお呼びして、講演会を実施しています。経営学を学んだ先にあるものを講演者の方々のご経験から伺いながら、生徒たちもこれからの自分たちの学びに向けて意欲を高めているようです。
取り組み その3
23日(水)にプレゼン大会が終了しました。経営学部クラスでは、法政大学経営学部から3名の教授と、4名の現役学部生にお越しいただきました。これまでもアンケートなど多くの方のご協力を得ながら発表を作ってきましたが、学部生や教授の方々からご講評をいただくなかで、新たな視点やアイデアの発見をしたようです。今後はここでの発表・講評を受け、これまで研究してきた内容を論文にまとめていくこととなります。