高校3年3学期

経営学部クラス

高校3年3学期

経営学部クラスの3学期授業は、「問題意識の育成」と「大学での学びの構築」をテーマに、法政大学経営学部との緊密な連携のもと、付属校ならではの高大連携の取り組みを行います。

校内での取り組みとして、班体制を作り、研究発表に向けた取り組みを進めていきます。。今年度は多くの経営学の専門家をお招きした「講演会」、公認会計士協会の協力を得た「会計講座」、「法政大学経営学部による進学ガイダンスとプレゼンテーション指導」が用意されています。

これらの取り組みを前提として、各班が、それぞれの問題意識に基づいて各種業界や企業経営の調査・研究をおこないます。そしてその成果を「プレゼンターション大会」において発表します。これらの取り組みは、法政大学経営学部の先生方や多くの専門家の皆様のご支援をいただいて実施していきます。

2022年度 経営学部クラスの取り組み

取り組み その1

経営学部クラスの取り組みも2週間が経過しました。
現在、12の班にわかれ、プレゼンテーション大会に向けてテーマの設定、調査などの活動を展開しています。1月18日に、法政大学経営学部のオリエンテーションが開かれました。その後、川島健司先生(二高OB)や大木良子先生、高橋慎先生より「プレゼン大会に向けて」のご指導をいただきました。生徒たちの大学進学についての準備などの参考になったと思います。この後も、各種講演などの取り組みとプレゼンテーションの準備が同時並行で行われていきます。

取り組み その2

経営学部クラスの取り組みも中盤に差し掛かり、学習内容はより専門的になっています。

本校OBで日本大学経済学部教授の安藤至大さんからは大学で経営学を学ぶ意義を買っていただきました。法政大学OBでいらっしゃる元セブン&アイ・ホールディングス代表取締役社長の村田紀敏さんからはセブンイレブンの経営戦略についてお話しいただきました。生徒もあこがれる大企業の経営戦略について詳しく解説していただきました。

日本公認会計士協会のご協力を得て、現役公認会計士の先生方による会計講座を実施しました。オンラインによる取り組みでしたが、貸借対照表、損益計算書などの説明から始まり、企業の会計書類から何が読み取れるかなどを教えていただきました。

いよいよ、三学期取り組みも終盤を迎えます。プレゼンに向けて各班が準備を進めています。各班のプレゼンテーマは以下のようになります。

Aクラス
1班 もしも高校生がモニタリングをプロデュースしたら?…流行る?流行らない?
2班  磨けば光るメタバース
3班 絶対に負けられない戦いが、KIRINにはある
4班 日本音楽業界が音楽文化の変化に対応するために
5班  映画館、行こう
6班 YouTube再建計画

Bクラス
1班 アディダスが創る足元の新時代
2班 GO TO ふるさと ~旅で全国を応援しよう~
3班 全ての日本国民に捧ぐ新サウナ生活
4班 法政大学のリブランディング案
5班 おじおばマックライフ ~人生は一度きり~
6班 More Familiar COSTCO

取り組み その3

2月15日、これまで学習してきた内容についてプレゼンテーションをおこないました。各班ともこの日まで準備してきた内容を、スライドを使って説明しました。

今年度は久しぶりに対面型の発表になりました。法政大学からは大学生4名(二高の卒業生)、川島先生をはじめ3名の先生方、そしてOBの日本大学教授安藤至大さんに参観していただき、その前で2ヶ月間の成果を発表しました。皆さんからは各班のプレゼンテーションに対して熱のこもったコメントをいただきました。この後、生徒達は発表した内容を論文にまとめ提出する作業を行います。

大学付属校ならではの特色のある3学期授業プログラムを体験した生徒たちは、今後、法政大学の学びの中心となって活躍してくれることでしょう。