キャリアデザイン学部クラス
3学期キャリアデザイン学部クラスの取り組みは、法政大学キャリアデザイン学部の3領域(①発達・教育キャリア領域、②ビジネスキャリア領域、③ライフキャリア領域)をもとに、自分自身の問題意識にそって「社会課題」を発見し、自ら「問い」をたて、現状を分析し、課題解決にむけて提言していきます。
班活動や講演会、プレゼンテーション、論文作成などを通して、自分を見つめる(自己との対話)こと、社会に向き合うことを意識するとともに、以下の「3つの軸」を追究することを目指しています。
① 生きる「軸」を考える ~キャリアデザイン学へ~
② これからの社会での「自分の生き方」を考える ~キャリアデザインの視点から自己との対話
③ 「人」の支援を考える ~問題意識を磨き、自分の視点からアプローチ~
短い期間ですが、それぞれの課題にしっかりと向き合えるような取り組みを進めていきたいと思います。
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2024年度 キャリアデザイン学部クラスの取り組み
取り組み その1
キャリアデザイン学部クラスでの活動がいよいよ始まりました。各班で研究テーマを設定し,テーマの現状認識,問題点を整理しながら,班,個人としての「主張」を論ずることができるよう討議を進めています。
1月15日(木),本校卒業生でキャリアデザイン学部に進学し、現在教育支援サービス業に就職している中野涼さんからお話を伺いました。大学生活一般については,「キャリアデザイン」とは何か,どのように捉えるのかといった学部そのものについての説明だけではなく,大学生活をどのように過ごすのか,どのような大学生になってほしいかなど,多岐に渡るお話をいただきました。また,現在の仕事に就くに至った経緯や,仕事の内容・働き方についても話をしていただきました。
中野さんは,未来ある子どもたちが自らのなりたい姿に向けて自ら意思決定できる社会を実現したいという夢をもち,行動に移してきました。教員という形ではなく,いろいろな方面から子どもたちを支える仕事があることを知りました。これから大学生になる高校生へ「何か1つでも熱中できることを見つける」「まずはやってみる」などのメッセージをいただいたことがとても深く印象に残っています。生徒たちも卒業生の話をとても興味深くきいており,積極的に交流をはかることができました。
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1月24日(火),「向ヶ丘遊園跡地保全運動と生田緑地」をテーマに,「向ヶ丘遊園の緑を守り,市民憩いの場を求める会(通称・遊園の会)」の方々の案内のもと,生田緑地内を歩きました。他学部合同の取り組みですが,このクラスでは,遊園の会という市民団体の活動から,人と社会の関わり方,まちづくりを通した地域と企業・役所との連携によってよりよい地域社会をどのように形成していくのかについて考えました。
取り組みではまず,遊園の会の松岡嘉代子さんによる講義を聞きました。そのあとの生田緑地を散策する自由時間では多くの人が枡形山展望台に上り,その眺望に声をあげていました。向ヶ丘遊園跡地をめぐる踏査では,まだ残っている大階段やアトラクションの基礎部分にかつての遊園地の姿に思いを馳せることができました。また,バラ園がボランティアによって維持されていることを実際に見ることができました。けもの道の中を歩く場面もありましたが,天気にも恵まれ緑地散策を満喫しました。
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