高校3年3学期

経済学部クラス

高校3年3学期

経済学部クラスでは、プレゼンに向けて「受け身」の授業姿勢ではなく、自ら課題を設定し、学びを深める活動が中心となります。基本的な取り組みは、プレゼンに向けて調べ学習を進めます。その際に、自分自身の問題意識を大切に「課題」を発見し、自ら「問い」をたてて現状を分析し、課題解決にむけた提言を行うことをプレゼンのゴールに設定しています。

私たちの生活にとっては身近で大切な事柄を取り上げながら、主体的な学びを深めていきます。

2022年度 経済学部クラスの取り組み

取り組み その1

3学期の活動も2週間が過ぎ、より良いプレゼンテーションを行うために何をすべきかと生徒は考えながら活動しています。

感覚論にならないように根拠を探しながら、説得力のあるプレゼンテーションができるように準備しています。その活動と並行して、ワークショップを通して、プレゼンの基礎や人に何かを説明する時に意識するスキルを学んでいます。

取り組み その2

学生講演会が行われました。
1月30日に本校卒業生2名による学生講演会が行われました。今年度は大学2年生に来校していただき、貴重なお話を聞くことが出来ました。
対面授業やオンライン授業の話だけではなく、体育会での活動や大学の授業以外の時間の使い方などをお話してくださり、「大学生」というものを多角的に感じられる時間になりました。

特に、高校生時代とは異なり、余裕のある「時間」をいかに使うかということを説いてくれました。留学に向けた勉強や卒業後のキャリア形成に向けた勉強や意識などに生徒は興味を持っていました。卒業後のデュアルキャリアに向けた準備や大学を4年で卒業することが必ずしも重要ではなく、自分の将来のために「大学生」という時間を有効に使うことを考えた生活を送る学生の話を聴いて、高校生も憧れを抱いていました。学生2名が個別に質問に答える時間をとってくださり、質問に丁寧に答えてくださったおかげで、生活面などの不安を抱えていた高校生もその不安が少し解消されたかと思います。

生徒たちも大学生になることがゴールではなく、大学生になることは新たなスタートと実感してくれたと思います。

取り組み その3

経済学部クラスでは、1月からプレゼン大会に向けて、調査し、議論しながら活動してきました。今年度は、「一国の経済を分析し、課題と対策を見つけること」をテーマにして、お互いに話し合いながら頑張ってきたと思います。

今年度のプレゼン大会は昨年とは異なり、大学の先生の直接見ていただく機会となりました。普段、大学生と接する先生方の前でプレゼンテーションをおこない、緊張もあったと思います。生徒は頑張ってきたことを発表する機会と前向きに捉えて、しっかりと発表できたと思います。この期間の活動が生徒の近い未来で役に立つことを祈っています。