先日、TOPICでもお知らせいたしましたが、本校(高校)2010年卒業生である矢澤 航さんがリオデジャネイロオリンピック代表に選出されましたことを受けまして、7月5日に母校にお越し頂き、かつて汗を流した陸上トラックにて壮行会が行われました。
矢澤航さんは、かつて本校の高校陸上競技部に所属していた頃、1年時に国民体育大会と日本ユース選手権の110mハードル2冠を達成し、2年時にはユースの選手ながら世界ジュニア選手権110mハードルに出場し、準決勝進出。さらに3年時にはインターハイ110mハードルで初優勝を達成という快挙を成し遂げた優れた選手でもありました。
法政大学進学後も陸上競技を続け数々の快挙を成し遂げられましたが、4年前のロンドン五輪への切符がかかった日本選手権では、決勝にてフライングによる失格で涙を飲まれました。
しかし、その後4年間、オリンピック出場の夢を諦めることなく挑戦し続け、先月6月5日の布勢スプリント110mH第1レースで日本歴代3位タイの13秒54、第2レースで単独歴代3位の13秒47をマークし、リオデジャネイロオリンピックの参加標準記録(13秒47)を突破するに到りました。そして、更に6月26日の日本選手権110mハードル決勝を13秒48で優勝し、リオデジャネイロオリンピック日本代表に内定しました。
そうした、これまでの努力と成果、そしてこれからの目標・夢についてを本校陸上競技部員らに語られ、大変有意義なお話を頂戴しました。
また、本校同窓会会長 五明公男様、中村勉副校長、陸上競技部顧問野村忠信、現役部員を代表して部長らから激励の言葉や色紙、記念品、ビデオレター、花束などを贈呈させて頂きました。
皆様の応援に感謝するとともに、矢澤選手の活躍を祈念しております。
ますますの声援を宜しくお願いいたします。