9月2日(土)~8日(金)に、中学校3年生の研修旅行が行われました。
生徒はそれぞれの希望に合わせて研修地を選び、1学期に事前学習を実施。
夏休み中も準備をして研修にのぞみました。
各研修の研修地・取り組みは以下の通りです。
【NZ研修】
参加者23名が、元気にNZを満喫してきました。10名ほどでの英語のレッスンでは、天気のいい日には海や町に出てOrewaの自然や人々の温かさに触れ、学校ではbuddyと共に楽しい学校生活を送ることが出来ました。日本から行っている長期留学生との交流も出来ました。この経験が、今年度のさらなる活躍の糧となると良いと思います。
【北海道研修】
長沼町にてファームステイ→旭山動物園→支笏湖カヌー→有珠山西山火口・中島散策→五稜郭・函館班別自主研修
長沼ファームステイ
支笏湖カヌー
昭和新山
【広島山陰研修】
広島2泊・島根2泊・鳥取2泊の6泊5日。
錦帯橋・宮島・広島平和学習・広島自主研修→石見銀山→出雲大社→宍道湖しじみ漁体験→松江市内自主研修→足立美術館→安来節体験→水木しげる記念館→シーカヤック→パラグライダー・鳥取砂丘再生会議→砂の美術館見学。
広島原爆ドーム
石見銀山
シーカヤック体験
【壱岐対馬研修】
3世紀の倭国の状況を記した『魏志倭人伝』に倭人が住む最初の国として紹介されるのが対馬国です。対馬は悠久の時代から大陸との架け橋でした。また、壱岐の「原の辻遺跡」は、『魏志倭人伝』記されている国々の中で唯一場所を特定できる遺跡です。今年もまた、生徒たちは、そんな古代のロマンと交流の歴史を体験(シーカヤック・歴史散策・船釣り・サイクリング)を通じて体感しました。
写真①韓国が見える展望所にて、この日は釜山の街、ビル群までがはっきりと見えました。
写真②シーカヤックで無人島に上陸。後ろの山々には人口構造物がまったく見えない。2000年前に対馬を訪れた魏の使者もまったく同じ景色を見たに違いない。
写真③対馬の領主、宗家の菩提寺「万松院」。宗家は日朝貿易で栄えた家。このお寺には対馬と朝鮮との交流に関わる資料がたくさん保存されています。
写真④壱岐島での入島式。生徒諸君も壱岐のみなさんに歓迎してもらって、大感激でした。この式の後は、それぞれお世話になる民宿に向かいました。
写真⑤壱岐は、それほど大きい島ではありませんが、現在280基の古墳が確認されています。これは、巨大な横穴式石室をもつ掛木古墳の玄室です。すぐ横には石棺が置かれていました。
研修先から戻ってきた後は、これまでの学びをまとめる作業に入ります。
そして3学期には学年での発表をします。
10月28日(土)、10月29日(日)の文化祭では研修旅行の活動の様子を展示発表します。ぜひ、ご覧下さい。
皆様のご来校を心よりお待ちしております。