今年度、中高の文化系クラブではオンラインによる『文連発表会』を行います。
11月7日(土)配信に向けて、各部発表する作品制作に取り組んでいます。
家庭科部では検討を重ねた結果、次の3作品の発表を決めました。
*リース作り(動画)
*絵本『ぐりとぐら』の世界再現(画像)
*お菓子の家づくり(画像)
今回は、その準備風景(裏話)をお伝えします。
リース動画
9月の部活動ブログでご紹介した「リース講習」で撮影したタイムラプスを編集し、音楽をつけました。
当日は3人の作品を3つの機器で撮影しましたが、後日「どの見え方が一番見やすいかな?」「見てくれる人は何分くらいなら楽しめるかな?」「音楽はどれがいいだろう?」とみんなで相談しながら、決定していきました。
作品製作風景を動画にするのは初めてなので、動画を見る私たちもワクワクしながら楽しみました。
作ったリースは各家庭を彩っています。
『ぐりとぐら』の世界
大人気絵本『ぐりとぐら』(中川李枝子作・大村百合子絵 福音館書店)のぐりとぐらの人形を作ってみよう!カステラを作って世界を再現してみよう!と意見がまとまり、世界作りを進めました。
カステラを焼くスキレットのサイズを見て、「ぐりとぐらは小さい方がいいんじゃない?!」と、お人形のサイズはナント10cm!!
小さな人形の縫い物に苦労しながらも、可愛い人形が出来上がりました。
カステラは試作から「絵本とはちょっと違うかも」「スキレットから盛り上がるぐらいがいいよ」と分量を考え直し、当日は絵本通りのふっくらとしたカステラになりました。
カステラはすぐしぼんでしまうので、撮影も時間勝負!
カステラとぐりとぐらのバランスにも注目です。
お菓子の家
お菓子の家作りは家庭科部では実は2回目。しかし、このメンバーで作るのは初めてです。
今回はただ作るだけでなく、写真を“きれいに”撮ることが必要なところが大変なポイントです!
「(家だけでなく)庭も作ろう」「お菓子のつなぎ目もきれいに見せたい」と頭を悩ませました。
当日は涼しい日だったにもかかわらず、一度チョコペンでつないだつなぎ目が時間と共にどんどん取れてしまい、大慌て!!
時間内に終わるのか?!きれいさよりもとにかく形にすること!と方針転換。何とか形になった状況です。
また、きれいにお菓子同士をつなげるための集中力は想像以上で、作った生徒は「疲れた~」「もう無理~」とヘトヘトでした。
接着は裏から頑丈に!
庭の柵はお菓子の「小枝」です。
どの作品も思い入れたくさんの作品です。
11月に本校HP内に文連発表会のバナーが立つと思います。
是非裏話も思い出しながら、楽しんでご覧下さい!!