裏千家流茶道では、①割り稽古→②風炉：盆略点前→③風炉：運びで薄茶の平点前→④風炉：棚有で薄茶の平点前、拝見あり…という順番でお稽古していきます。
昨日は②の復習→③に向けての割り稽古→③の復習をしている隣で、別の部員が③に初挑戦！→④をすでにお稽古している部員がお点前を披露し、③の復習をした部員がそれを見学、その後、③と違うところを繰り返し習う、という形で進みました。新しいお点前を習ったり、すでに出来ることを他の部員に丁寧に教えたり、同時に片付けられるものは片付けたり…とずいぶんいろいろ手際よくできるように成長してきました。
その後、この夏から海外留学をする部員が、現地を想定して、テーブルで②のお点前をするお稽古をしました。持っていくお道具、お道具の置き方、挨拶や説明で何というか、などなど、実際にやってみると、まだまだ用意が必要なことが良くわかりました。数か月後に海の向こうで多くのみなさんに喜んでもらえるよう、引き続き努力が必要です。
このように、それぞれが次のステップに前進しながら、これからも成長していきます。
