少しでも法政二高に興味を持ちこの文章を読んでくださっている皆様、好きなものや今日起きた面白かったこと、そのような笑顔になれる楽しい話題は、家族や友達に「聞いてよ!」と話したくなってしまうことはありませんか?私は皆さんに伝えたいことがあります。
それは私が毎日玄関のドアを開けると共に始まる楽しい二高での学校生活についての話です。
私が思う二高の魅力の理由は4つあります。
1.生徒主体であること
体育祭や二高祭などの行事は企画から運営まで全て中央委員会と各クラスの正副委員長を中心に生徒が主体で行います(生徒会活動について)。一部の生徒だけが作り上げているのではなく、中央委員会は枠組みとスケジュール管理を行い、正副委員長が話し合いを大切にクラスでの会議を進行します。私は、クラスの委員長と正副委員長会議の議長を務めさせて頂きましたが、運営側の中心になってみるとクラスでの会議のために事前の打ち合わせを行います。一つの大きな会議のために小さな会議を重ねるということ、また、その重要さも学びました。
クラスの雰囲気は、受け身ではなく積極的です。たとえば体育祭準備のために授業の合間の10分休みでさえもクラスダンスの振付の覚え方として、覚えにくい振付をクラスの仲間に分かりやすいように身近なものに言い換えて頑張って練習しています。また、クラス旗を作るために、貴重な部活の週1休みをクラスのために使ってくれ、部活が終わった後でも急いで駆けつけて、閉門ギリギリまで時間を忘れて作業をします。その間、恋愛トークやクラス・授業についての話、自分たちで作り上げるからこそ分かる行事ができるまでの苦楽。そんな時間を共有した仲間とは、当日何倍も楽しむことができます。審判や準備を担当してくれている生徒に対しても気遣いや感謝を忘れず、みんなが気持ちよく行事を行っています。みんなでつくり上げている、というところにやりがいや充実感があります。
2.夢や目標を全力で追いかけられる環境であること
広いグランドや設備が充実しています。私は自分の高校を聞かれたときに、「法政二高だよ」と答えると「〇〇部すごく強いところじゃん!」と他県の友達に言われたことがあります。それくらい、クラブ活動が盛んで、そして、夢や目標を全力で応援してくれる友達や先生方がいます。(クラブ活動について)
外部で習い事をやっている私に対しても手紙や応援の声をたくさんにかけてくれ、こんなにも人の夢を応援してくれる仲間がいるということに気づき、素敵な友達に出会えて幸せだなと心から感じました。
そして、外部で活動したいという人でも学校のクラブ活動との両立をすることができます。私も2年生から物理部に所属しました。途中入部で、何の知識もなかった私を優しく迎えてくれ、一から丁寧に説明してくれました。入学前は、「運動部が強いスポーツ校」というイメージがありましたが、実際に入学してみると、文化部も実績をたくさん残していて、文化部で活躍したい!という人にもお勧めです。
3.本格的な経験ができること
1年生の時の二高祭のオープニングで友達と2人でダンスパフォーマンスをしました。テーマを決め、曲を決め編集し、振付を一から考え、衣装のデザインまで2人だけの力で考えました。そこで驚いたのは1,300人も収容できる大きな木月ホールの舞台で踊らせてもらえるということ。照明の色や明るさ、位置、スポットライトなどを照明係と打ち合わせなどを何度も行って調整しました。準備を含めて、こんなに本格的にやることができたのは、とても貴重な経験だったと思います。
幕が上がった瞬間からの盛り上がり、曲に合わせて大きな手拍子をしてくれた雰囲気。私にとって一生の思い出です。
(冬に木月ホールから見える夕焼けと、17時になったら光る時計塔とが本当に綺麗に映え、私のお気に入りです。)
4.自分の長所を活かせること
「自分の良いところは自分が1番よく知っている」という言葉があります。二高は、神奈川、東京、千葉、埼玉などから生徒が集まり、全校で約2,000人弱も在籍していいます。そのため、様々なことに興味を持っている人、様々な性格や個性を持っている人に出会えます。そこでは、こんな世界もあるのか、こんな考えもあるのか、と発見の毎日です。そんな環境の中で、自分にはこんな良いところもあるんだ!と気づきを得られることが多くあります。ジョハリの窓の盲点の窓の、自分では気づかないことでも友達は知っている自分の長所を毎日飛び交う会話の中で気づくことができます。友達が見つけてくれるとより自信がつき、その長所を行事などで活かせるとクラスの一人一人が長所を生かして充実したものになります。
何よりも、こういった人の長所を発言してくれるポジティブな会話があることが魅力だと思います。
いつも温かく見守ってくださり、応援してくださっている地域の皆様本当にはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。お陰で私にとっては二高だけでなく武蔵小杉までもが高校生活の思い出の場であり大好きな場所です。
なんでもない日でも「なんでもない日記念日」と、名前をつけて写真を撮りたくなるほど1つ1つが絵になる綺麗な校舎。そして、生徒自身が学校を変えることのできる法政二高。私は日々、充実した生活を送っています。