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鉄道研究部・3学期の活動報告 ~冬期調査合宿~

部活動ニュース 高等学校 鉄道研究部
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信越・北陸の第三セクターや地方私鉄の調査、廃線跡の調査を主な目的とし、2泊3日の冬期調査合宿を行いました。

今回訪れた長野県や石川県の私鉄路線では、かつて首都圏を走った多くの車輌が、いまも現役で活躍しています。生徒たちはこの「走る鉄道博物館」を写真に収めたほか、実際に乗車することで車輌のモーター音や走行音、内装などを調査しました。さらに北陸新幹線開業に伴って第三セクターへと経営移管された旧信越本線と旧北陸本線に乗車し、今日の地方鉄道の現状を体感しました。新幹線の開業という華やかなニュースの影で、在来線やその沿線にどのような課題があるのか、経験をもとに問題意識を深めていきたいと思います。

地方の鉄道会社はICカードを導入していないことも多く、生徒たちにはなじみのない「切符」を購入したことことも、合宿ならではの経験でした。またICカードでは経験できない「乗り越し精算」に戸惑う生徒もいましたが、地方での合宿を通じ、実地の経験を重ねたことで、鉄道に関する知見を積み上げることができました。

合宿の成果については、部誌「TABLET」にまとめ、2024年度の二高祭で発表する予定です。