2021年度に法政二高を卒業し、現在法政大学国際文化学部に所属しています、鈴木朝陽と申します。先日高校で行われた学部説明会に二高OBとして参加させていただいた際、ご縁があり声をかけていただきました。なので今回は、いずれ大学に進学するであろう在校生の皆さんに向けて、メッセージをお届けできればと思います。
高校三年生の皆さんは、進学・学部について考え、自分が大学で何を学びたいのか、明確に目標が持てず、とても悩んでいると思います。付属校ならではの選択肢の豊富さ・幅広さは皆さんに贅沢な悩みを与えることでしょう。私も皆さんと同じで、ずっと正解を探して彷徨っていました。結果的には「留学」という目標のもと、国際文化学部に進学することを選んだわけですが… 私が皆さんに伝えたいことは 「大学で何をしたいか、今全てを描く必要はない」 ということです。留学を目標に国際文化に進んだ私は帰国後、デザイン学を学んでいます。これを聞いたら「?」が浮かぶ人がほとんどでしょう。国際文化でデザイン?と。皆さんと同じで、国際文化に進むと決めた時の私自身も3.4年後、こんなことに興味を持っているなんて想像していませんでした。大学の学びというのはとてつもなく広く、興味関心の種というのはそこら中に落ちているのです。国際文化に限らず、どの学部であろうと自分の学びたいことをいくらでも深めることができる場所、それが大学という場所だと私は思っています。法政二高はその準備をする場として最適なのではないでしょうか。そのために3年生には選択授業があり、3年間を通じて全ての分野・領域(教科)に触れることができるのです。これから大学へ進学する在校生、そしてこれから法政二高を目指す受験生の皆さんには、より有意義に大学生活を送ることができるよう、悔いなく過ごして欲しいです、心から応援しています。