2022年度に法政二校を卒業しました、玉田さくらと申します。現在、東京農工大学工学部生命工学科に所属しています。生命工学科では、化学・生命科学・工学の3つの分野を学ぶことで生命現象を分子レベルで理解し、それを応用して医薬品や食品など人々の暮らしに役立つものを開発することを目的に、日々勉学に励んでいます。私は現在学部2年生なので本格的な研究活動は始まっていないのですが、日々の講義や実験において二高での経験や学びが活かされています。
私は、高校3年間生物部に所属しておりました。当時、新型コロナウイルス流行により高校1年生の夏学期まではオンライン授業、部活動もコロナによる制限がある中で行われていました。そんな中、生物分野の実験や研究に興味があった私は顧問の先生に勧められ、学会発表を目標に生物部で研究活動に励むようになりました。その後、高校2年生で初めて日本植物学会で研究発表、3年生でアサヒ飲料から研究費を頂き、バイオサミットとアサヒ飲料創立50周年記念成果発表会という2つの学会にて研究発表を行いました。アサヒ飲料での成果発表では、最優秀賞を頂き、法政二校だからこそできた貴重な経験だと思っております。生物部の顧問の先生,副顧問の先生,一緒に研究活動をしてくれた仲間には感謝しかありません。これらの経験は、今もこれからも「人生の糧」であると確信しております。
現役生の皆さんには、法政二校で過ごす限られた時間を最大限に生かし、自身の好きなことに費やしてほしいです。これからのご活躍・挑戦を心より応援しております。