2024年12月21日(土)、市ヶ谷キャンパスで開催された法政大学主催 総長杯 英語プレゼンテーション大会で、本校の高校3年の加納 亜貴菜さん、丸山 小菜津さん、牧野 愛子さんが最優秀賞(総長賞)を受賞しました。また、高校2年の山田 真由さん、新田 彩音さん、鈴木 彩夏さんが優秀賞を受賞しました。3賞のうち2つの賞を本校が獲得しました。
この大会は、3つの付属校の高校生が出場資格を有し、今年で第9回目の開催になります。指定されたテーマにより8~10分以内の英語のプレゼンテーションを作成し発表を行いました。今年度は、Towards a Diverse, Equitable and Inclusive Society「多様性、公平性、包摂性がある社会を創るために」をメインテーマとし、不随する4トピックから一つを選んで、プレゼンテーションを作ります。また今回、初めての試みでしたが、法政大学GISの学生がメンターとして、準備の段階から実践的なサポートをしていただきました。
最優秀賞を受賞した加納 亜貴菜さんらのチームは、以下のトピックを選びタイトルを決めました。
トピック:How can we create an environment where every student can thrive equally, regardless of sexual orientation or gender identity?
タイトル:We are just one of a kind, no matter what.
LGBTQ+を自認する人々が直面する、多くの人に影響を与えながらも他の人には見えないと感じられる課題について考察し、生徒と教員の視点で解決策を探りました。最後に課題解決のための行動をみんなで起こそうと訴えでまとめていました。プレゼン後に行われた審査員の英語による質問にもしっかりと受け答えされて、極めて完成度の高いプレゼンとなりました。
優秀賞を受賞した山田 真由さんらのチームは、以下のトピックを選びタイトルを決めました。
トピック:How can we make Japanese universities more attractive to overseas students?
タイトル:How to make Japanese universities more attractive to foreign students?
日本の大学を留学生にとって、もっと魅力的なものにすることの必要性について、データを活用しながら考察し、最後に日本と他国の良い面を取り入れて日本がより多様性のある学びの場になるために、意識を変えることが大切だと指摘していました。審査員の質問にも落ち着いて答えていました。
今回の大会をきっかけに、それぞれの進路で学業や文化活動に取り組んでゆくことを期待しています。
なお、本校からは高校2年の高橋 琢磨さん、鈴木 敬太さんのチームも出場し、How can we make Japanese universities more attractive to overseas students?というタイトルでプレゼンを行いました。
1月24日、受賞した皆さんは、五十嵐聡校長、校務・進路主任の三島智子教諭、高校2年主任の内田光治教諭へ報告に訪れ、GIS学生の皆さんに多大な支援をいただき、学校行事の合間に準備に努力されたことなどを話してくれました。いずれのチームも今回選んだテーマについての研究を続けていきたいと今後の抱負を話していました。
最優秀賞(総長賞)を受賞した
高3 加納亜貴菜さん・丸山小菜津さん・牧野愛子さん
優秀賞を受賞した
高2 山田真由さん・新田彩音さん・鈴木彩夏さん
廣瀬克哉総長から賞状を受領
福岡賢昌GIS学部長から賞状を受領
五十嵐校長(中央)、三島教諭(左)、内田教諭(右)と記念撮影
五十嵐校長を囲んで懇談