NOW 法政二!
土居 麟馬さん(卒業生:2009年度卒)
2009年度 二高卒業
進学先:国際文化部国際文化学科 / 勤務先:株式会社ACDC(代表取締役、ファッションデザイナー)
インタビュー 卒業生
大好きな二高の卒業生として、今回このような機会を頂き心から嬉しく思っております。
大学在学中に上海とロンドンの留学を経て、3年時から父が経営する株式会社ACDCで働き始めました。事業承継をし、現在は経営者として仕事をしています。
ACDC RAGと言うアパレルブランドを運営しており、原宿竹下通りを拠点に原宿系ファッションを世界に発信中です。コンセプトは「No Borders」で、国境、年齢、性別、宗教など関係なく、みんなが好きな服を好きに着られるような世界を目指しています。
僕の主な仕事は洋服のデザインから生産管理です。工場のある中国へ行き、現地の人たちと直接商談を行い、商品を作っています。また毎年海外イベントへ出展していて、これまでアメリカやヨーロッパ、イスラエル、香港、台湾、タイなどでブランドを広めてきました。昨年は世界的に有名なFashion Weekのファッションショーにも出演しました。
そんな僕の高校時代はアメフト一色です。目標は「日本一」、目的は「価値ある人間形成」。目標は達成できず、今でも同じ鮮度で当時の悔しさを思い出します。ですがそれをバネに今を生きているので、あの時の負けは決して無駄ではなかったと思えます。また、アツい仲間たちと全力で駆け抜けた日々の中には、たくさんの苦悩と成功体験がありました。それらを通じて価値ある人間形成ができたと胸を張って言えます。
社会人になってからも、自分の信じる道を進んでいます。それができているのは二高時代に味わった悔しさと得られた自信、また先生たちにかけて頂いた言葉の数々があったからです。