NOW 法政二!
石渡 広一郎さん(卒業生:2002年度卒)
2002年度 二高卒業
進学先:法学部法律学科 / 勤務先:株式会社ホットリンクCEO特別補佐、弁理士
インタビュー 卒業生
現在は、東京証券取引所マザーズに上場している株式会社ホットリンクというSNSマーケティングの会社で働いています。また兼業として知的財産の権利化を専門とする弁理士の仕事をしています。
私の変遷を簡単にお話ししますと、大学4年生の時から弁理士の資格取得の勉強を開始し、卒業後は、法律事務所の事務員、インディーズ音楽の流通会社、ホテル系投資ファンド、芸能事務所と様々な業種で働いてきました。芸能事務所に在籍していた時に弁理士に合格し(結局、9年間かかりました)、特許事務所に入所しましたが、1年足らずで独立。その後、現在、働いているホットリンクの監査役に就任し、2019年4月からは事業側に移り、新規事業の開発・推進を担当しています。
上記の経歴を見て頂くと、私の経歴が良くも悪くも「ユニーク」であることが分かると思います。私が大学生の頃は、今以上に、新卒一括採用が一般的でしたし、一度、社会のレールから外れると、なかなか復帰することが難しい時代でした。しかし、そうした中であっても、一歩一歩進むことができたのは、人生の価値観に影響を与える10代の日々を法政二高という「自由と進取の気象」を重んじる環境の中で過ごし自己を形成することができたからだと考えています。
私が現在取り組んでいる新規事業も、「種々のビジネスモデルを、クリエイターを中心にするものに変えたい」という思いで進めておりますし、他にもブロックチェーンという技術を活用した「多様な家族形態が当たり前のように認められる社会の実現」を目指す社会貢献活動も行っています。やはり今でも、法政二高の「自由と進取の気象」は、私に大きな影響を与えています。