私が高校を卒業する頃からコロナウイルスが流行し、卒業式も縮小での開催、大学の入学式も1年延期…。コロナの影響を大きく受けました。今でもほとんどの講義はオンラインで、思い描いていたキャンパスライフとは程遠い日常を送っています。しかし、そんな中でも二高での経験は今に生かされています。
私は高校3年間中央委員会、いわゆる生徒会に所属していました。二高の生徒会は他の学校とは一味も二味も違います。体育祭の競技の選定からルール決め、二高祭運営にあたっての書類作りなど、主体性を尊重する校風で、学校行事において生徒会が中心となり、生徒が担う部分というのはとても大きかったです。当時は共学化したばかりで、今までになかったことにたくさん挑戦していました。行事が近づいてくると、常に汚い生徒会室がさらに荒れていたことは、今思えば良い思い出です笑
そこで学んだのは、自分の考えを持ち、行動し、それを形にしていくということです。こんな経験は、普通の高校生ではまずできません。今私は学生の他に、ウェディングのアシスタントをしています。そこでは、一度しかない結婚式をどう新郎新婦に満足していただけるか、想像力を持って仕事に臨まないといけません。そしてこれから先社会に出ても、きっとこのことは変わらないと思います。私の人生の財産となる経験を与えてくれた、法政二高という場所に感謝しかありません。
