学校生活

生徒会

学校生活

中学生徒会

中学生徒会は、学校の指導のもとに、生徒会員が互いに仲良く励ましあい、学力を向上させ健全な精神とたくましい体をつくることと、立派な中学生になることをめざして活動をしています。生徒会組織には、生徒会本部、各クラスの委員長・副委員長と各学年副会長によって構成される学年委員会、各種専門委員会があり、年間を通してそれぞれの活動や課題について話し合い、学校生活をよりよいものにするために活動しています。

生徒会長挨拶

法政二中生徒会の活動
2024年度生徒会会長 徳田 
咲希 

 中学生徒会本部は10名で活動しています。体育祭や文化祭、生徒総会を盛り上げるために生徒の中心となって活動に励んでいます。行事の時は主に会場の設営を行い、文化祭では来場者の受付、また文化祭の開会式には生徒会がオリジナルで作った映画を流しています。生徒総会で発表するまとめを生徒会本部役員で話し合ったり、高校の中央委員会とも協力をしたりしながら、学校がより良いものになるように活動しています。様々なことが普段通り行えるようになった今、昨年の先輩方から受け継いできたものを参考にしながら、それを改良し、よりレベルアップしたものにしていきます。

 また、部活に入りながらでも生徒会本部に入ることができるため、すべての本部役員が部活と兼部しながら取り組んでいます。この法政第二中学校はグランドが広く、ホールもあり、学校設備がとても整っています。二中生はこの整った環境で多くの仲間たちと楽しく日々生活しています。生徒会は生徒の代表としてことような学校生活を支えていくために活動しています。

 運動面だけではなく、学習面でも先生方の手厚い指導があります。みんなが安心して過ごすことのできる学校です。生徒会本部でも学年男女の壁を超えてみんなで楽しく活動に取り組んでいます。

 最後になりますがこの法政第二中学校は恵まれた環境にあり、その中で生徒たちは色々なことに積極的に取り組み、たくさんの人たちと関わりながら生活しています。今年度も生徒会本部役員でこの学校をもっともっと盛り上げていけるように精一杯活動していきます。また、生徒会長として多くのことに挑戦していきたいと考えています。

高校生徒会

「豊かな高校生活の実現」のため、学力・体力・品性・生活向上、および文化・スポーツ要求という5つの柱を軸に活動を展開しています。その中でも生徒会活動の根本であるHR(ホームルーム)では討議を重視した活動を展開し、行事の準備や要求実現運動などが活発に行われています。年間を通しての生徒会の大きな流れとしては、一学期には生徒会オリエンテーション、代議員大会(生徒会の最高議決機関)、体育祭が行われます。また、二学期には二高祭(文化祭)が、三学期には生徒会の総括を決定する代議員大会が開かれます。

生徒会長挨拶

法政二高生徒会の活動
2024年度生徒会会長 関矢 美南

 本校では生徒による民主的な取り組みに重きを置いています。約1900名が生徒会員として在籍するこの大きな学校で、より多くの生徒の意見・考えが検討・反映されるために、民主的な組織的討議のプロセスを踏むことが重要です。そして、その主体はいわゆる「生徒会役員」に限定されず、「生徒会員」一人ひとりが担っています。生徒会員全員で物事を提案、検討、決定、実践し、主体的に造りあげていくことができることこそが法政二高生徒会の魅力です。生徒会行事や専門委員会活動、クラブ活動などにおける豊かな学校生活を生徒自らの意思によって展開し、実現していくことを大切に、今年度は更なる生徒会員の積極的な生徒会活動への参加に向けて取り組んでいきます。

 また本校は、生徒数が非常に多い学校であるからこそ、多様な異なる価値観に出会うことができます。生い立ちも考え方も違う、個性豊かな生徒が集う本校で多くの人と出会う過程で、一人ひとりが自分の考えを持って話し合い、また相手の意見にも真摯に耳を傾けることで、互いの尊厳を守り、多様な視点で物事と向き合うことが出来るようになります。自分とは違う考え方を受け入れることの素晴らしさを十分に理解し、生徒同士互いを助け合い高め合う関係を築いていきます。

 生徒会行事には本校の二大行事である「体育祭」「二高祭」があります。昨年度から新型コロナウイルスの感染症法上の分類が変更され、それに伴い二大行事ともに4年ぶりに制限がない形で開催することができました。今年度より良い行事を創り上げていくためにも、それぞれの行事で掲げられている意義や目標に向かってクラス・学年・委員会・クラブ等、様々な組織で互いに協力し合い、生徒会員で一致団結していきます。

 本校には文化連盟・体育連盟合わせて48ものクラブがあります。歴代の先輩方からの思いを引き継ぎ、また新たに試行錯誤しながら、生徒が自分達で目標を設定し、練習計画を立てて、自主的で意欲的な活動を行っています。法政二高を代表して、関東大会、全国大会、世界大会に出場し名誉ある成績を残しているクラブも数多くあります。

 また、日々の学習に取り組むなかで意識が高まり、生徒会員から社会課題に関する取り組みを求める意見が寄せられるようになりました。それに伴い昨年度から、新たに社会課題に取り組む活動を生徒会活動の一部として実践しています。しかし昨年度実施に至ったものは、生徒会役員内や一部専門委員会のみの活動となりました。今年度も専門委員会などで新たな活動を模索すると同時に、より生徒一人ひとりが積極的に関わることができ、生徒会全体として社会課題と向き合っていくことができるよう、引き続き活動の幅を広げていきたいと考えています。自分事として向き合い、自分たちに出来ることを絶えず模索し続ける姿勢を大切に、社会全体に関心を寄せ、貢献出来る行動を法政二高生徒会として起こしていきます。

 最後に地域の方々を始め、私たちは大勢の方の支えがあって、学校に通い、生活を営むことが出来ています。集団で生活をする上で大切なのは、自分自身のことだけでなく、学校生活を共にする仲間、また、地域社会の方々までを含めて考えていくことです。しかしながら近年、近隣住民の方々から登下校時のマナーについてご意見を多く受けている現状があります。自分の身を守るだけでなく周囲の人に迷惑をかけないよう「大勢で横に広がらない」、「大声を出して騒がない」等、改めて集団生活における心構えを見直し、生徒会員の登下校時のマナー意識の改善に取り組んでいきます。

 歴史ある法政大学の付属校生として責任ある行動を心掛け、新入生を含め生徒一丸となって、今年一年より良い学校を作っていきます。

体育祭・文化祭

中学体育祭

中学体育祭は、生徒会が中心となり、3学年を2つのチームに縦割りし団対抗の形式で行われます。3年生がクラス団のリーダーシップをとり1・2年生をまとめチーム力で総合優勝を目指します。また競技の合間に行われる応援合戦や部対抗リレー等のパフォーマンスも見所です。生徒会前半期の行事として大いに盛り上がります。

団対抗リレー

高校体育祭

体育祭は現在、チームで行う球技種目とクラス全体種目をあわせた形式で行われています。その年度の生徒会員の行いたい競技を、生徒会が意見集約して創り上げていきます。各クラスが団結して"本当の勝利"を目指し、取り組んでいます。

大縄跳び

二中文化祭

中学生徒会秋の一大行事が、二中文化祭です。文化祭では、生徒会が積極的に活動に取り組み、学習・文化活動の成果発表の場として文化祭を盛り上げます。作品展示・音楽・演劇・研究の発表は、クラス・テーマ・文化部ごとに行われます。毎年多くの来校者で賑わいます。

企画の準備の様子

二高祭

体育祭で築き上げた"団結力"が、二高祭に向けて一気に高まっていきます。クラブ企画では、文連・体連クラブが日頃の成果を発表し、クラス企画では、クラス一丸となってダイナミックな発表を行います。これらの行事を通じて"クラスが1つに結束"し、高校生活の大切な思い出になります。

クラス企画の様子