THAT'S 法政二!

中学授業紹介2 -中1地理-

中学校
THAT'S 法政二!

 現代社会においては答えが1つではない複雑な課題を、他者と協力しながら解決していく能力が不可欠になります。このような社会を見据え 法政大学第二中・高等学校では 、 全教科にわたる幅広い教養を身に着けつつ、さらに、 知識を獲得するにとどまらず 、知識を用いて「自ら論理的に思考し、他者に表現することができる力」の育成を目指しています。具体的にどんな授業が行われているのか、今回は社会科(中学1年生地理)のある日の授業を見てみましょう。

Q.今日の社会科の授業では、どんなことに取り組んでいますか

 今日は、中1の生徒たちが協力して調べた日本の7地方の代表的な祭りについて、各班で発表してもらいました。写真の班では、九州地方全般とその地方の代表的な祭りとして「長崎くんち」について、調べてもらいました。お祭りの起源や由来・特徴、街を挙げて取り組みながら400年にわたる祭りを継続させてきたことなどを、調べて発表してくれました。

Q.社会科では、このような取り組みをもとにして、どのような力を身に着けてほしいですか?

 本校の社会科では、中高6年間の共通課題として、複雑な現代社会や世界の有り様を構造的、歴史的に考えながら科学的にとらえる力を養い、主権者にふさわしい基礎学力と社会認識を獲得することで、様々な課題を自覚し、解決する能力を持つ生徒を育てることを目標にしています。基礎的な内容については、精選されたカリキュラム内容に応じて、座学を通じて学ぶと同時に、自主的集団的な学習の機会として、今回の取り組みのように自分たちで調べたことを、上記のようにまとめて他者と共有していきます。またこれ以外にも、他の学年で、歴史新聞の作成や、世界史劇など様々な調べ学習や班発表などに取り組んでいます。このように、本校では、ともに学び合いながら協力して課題に取り組む機会を設けて、自ら学ぶ姿勢を一人一人の生徒に求めていきます。

 いかがでしかた?法政大学第二中・高等学校ではこのほかにも様々な工夫がこらされた授業が行われています。今後もいろいろな授業について紹介していきたいと思います。

 ※授業における取組の内容については、年度によって変わることがあります。