THAT'S 法政二!

高校授業紹介4 -高校1年英語-

高等学校
THAT'S 法政二!

 現代社会においては答えが1つではない複雑な課題を、他者と協力しながら解決していく能力が不可欠になります。このような社会を見据え法政大学第二中・高等学校では、全教科にわたる幅広い教養を身に着けつつ、さらに、知識を獲得するにとどまらず、知識を用いて「自ら論理的に思考し、他者に表現することができる力」の育成を目指しています。具体的にどんな授業が行われているのか、今回は高校1年生の英語科のある日の授業を見てみましょう。

Q.今日の英語の授業では、どんなことに取り組んでいますか?

 本年度の高校1年ではジェンダー問題、SDGsなどのトピックを通して、単に書いてある内容を読んで理解するだけではなく、自分の意見・考えを英語で表現できる力を身に付ける土台作りをしています。具体的には読んだものをもとにペアワーク・グループワーク、ディクテーション、リプロダクション、レシテーション、ディクトグロス、英作文等を通じて「読む・書く・聞く・話す」のバランスをとった授業を目指しています。

Q.このような取り組みをもとにして、どのような力を身に着けてほしいですか?

 今は発話や音読の際、ゆっくりでよいので発音・イントネーションやリズムを意識できるようになって欲しいです。また、見たもの、聞いたもの、あるいは読んだものから、「なぜそうなるのか」「私ならどう行動するか」を自分自身で考え、これまで学んできた知識を用いて意見を述べられるようになってほしいです。日々の授業を通じてCritical Thinkingの基礎を育てていきたいと考えています。

 英語科では、「読む・書く・聞く・話す」という4技能をバランスよく伸ばし、将来の学問研究・ 社会生活に自ら活かし得る英語力を身につけることを教科目標としています。高校3年終了までに英語学習に主体的・能動的に取り組み、授業内外での様々な活動を通して、4技能を総合的にバランスよく伸ばし、発展的な英語力を身に付けてもらいたいと願っています。

 いかがでしたか?法政大学第二中・高等学校ではこのほかにも様々な工夫がこらされた授業が行われています。今後もいろいろな授業について紹介していきたいと思います。

 ※授業における取組の内容については、年度によって変わることがあります。