THAT'S 法政二!

高3選択講座リレー5 ~プログラミング入門~

高等学校
THAT'S 法政二!

 法政二高の高校3年生は、1~2講座の「必修選択講座」を履修します。この必修選択講座は、各教員が専門性をいかして講座を開く大学のゼミのような少人数の授業です。多種多様な講座の中から、生徒が自らの興味・関心や問題意識に応じて講座を選択し、より広く深く学習することができます。今回は、情報科の講座として開講されている「プログラミング入門」について紹介します。

Q「プログラミング入門」とは、どんなことを勉強する講座ですか?

 Javascriptというコンピュータ言語を使って、Web上で動作するプログラムを作成しています。新しい指導要領でプログラミングが導入されたことが注目されていますが、共通授業の中で十分な時間をとることはなかなか難しいのが現状です。選択講座では、プログラミングを全く体験したことがない人を想定しながら、プログラミング言語の最も基礎的な部分を一通り学んだと言えるくらいの理解を目指します。 

 私たちは、コンピュータがどのように動いているか理解することなくコンピュータが示す判断を信じてしまってよいのでしょうか。とりわけ、人工知能が発達して、これまで人間が行っていた判断の多くをコンピュータに委ねる時代が訪れようとしています。そのような時代に「プログラミング」を学ぶことで目指しているのは、「コンピュータに使われる」のではなく「コンピュータを使う」人間であり続けるための力といって良いかもしれません。

 

 

Q「プログラミング入門」の特徴的な取り組みやレポートについて教えてください。

 前期に学んだことを活用して「学校周辺のおすすめスポット」を紹介する簡単なアプリを作成しました。3つのスポットの中から選択してボタンを押すと、写真と説明の画面がきりかわる仕組みなどを組み込んでいます。

 いかがでしたでしょうか?今回の「プログラミング入門」を含め、法政二高では例年40~50 個もの必修選択講座が開かれていて、それぞれ工夫がこらされた授業が展開されています。
 今後もさまざまな選択講座について紹介していきたいと思います。
※開講される選択講座や、その内容は年度によって異なります。