THAT'S 法政二!

中学授業紹介12 -英語定着試験-

中学校
THAT'S 法政二!

 現代社会においては答えが1つではない複雑な課題を、他者と協力しながら解決していく能力が不可欠になります。このような社会を見据え法政大学第二中・高等学校では、全教科にわたる幅広い教養を身に付けつつ、さらに、知識を獲得するにとどまらず、知識を用いて「自ら論理的に思考し、他者に表現することができる力」の育成を目指しています。具体的にどんな授業が行われているのか、今回はある日の中学生の英語科の授業を見てみましょう。

Q.今日の英語科の授業では、どんなことに取り組んでいますか?

 英語は日々の学習の積み重ねがとても大切な教科です。特に中学で学習する英語は高校、大学とこれから続いていく英語学習の土台となるため、確実に身につけておく必要があります。

 そこで、法政二中では、1年生から3年生まで毎週1時間「英語定着」という科目を配置し、生徒自身が1週間の学習内容の定着を確認できる取組みを行っています。基本的にはテスト形式ですが、英語科教員が指導にあたっており、質問や解説、発音指導などをその場で受けることができます。また、テストには毎回リスニング(聞き取った英文を書きとるディクテーション)も取り入れています。

Q.英語科では、このような取り組みをもとにして、どのような力を身に着けてほしいですか?

 英語科では、生徒が英語学習に主体的・能動的に取り組み、「読む」「聞く」「話す」「書く」という4技能を総合的にバランス良く伸ばすことを目指しています。
 そのために、ペアワークやグループワーク、スピーチ原稿作成と発表、音読テストや暗唱テスト、視聴覚教材やICT環境を活用した授業、運用することを意識した語彙・文法指導、英作文・自由英作文指導、毎週の外国人講師による分割授業など様々な取り組みを行っています。

 さらに、毎週の「英語定着」に向けた取り組みのなかで、生徒が家庭学習習慣を身に着け、その週に学んだことを文字通り確実に定着させることを目指しています。

 いかがでしたか? 法政大学第二中・高等学校ではこのほかにも様々な工夫がこらされた授業が行われています。今後もいろいろな授業について紹介していきたいと思います。

※授業における取組の内容については、年度によって変わることがあります。