法政二高の高校３年生は、１～２講座の「必修選択講座」を履修します。この必修選択講座は、各教員が専門性をいかして講座を開く大学のゼミのような少人数の授業です。多種多様な講座の中から、生徒が自らの興味・関心や問題意識に応じて講座を選択し、より広く深く学習することができます。
今回は、体育科の講座として開講されている「ダーツ」について紹介します。
Q.「ダーツ」はどんなことを勉強する講座ですか?
まずはどうすれば効率よく矢を飛ばすことができるかを習得してもらいます。そして次は狙ったところに投げれるよう練習します。矢を正確に投げるには、集中力や精神力が非常に大切になります。人と競うことも楽しいですが、自分の内面と向き合い、自分のメンタルをコントロールすることを学ぶことができます。
Q.「ダーツ」の特徴的な取り組みについて教えてください。
点数を自動計算してくれ、様々なダーツゲームが入ったアプリと、ダーツボードがブルートゥースを通じてアプリと連携しているツール（ダーツライブホーム）と、こちらが用意している矢を使用して授業を行います。特に、カウントアップ、０１ゲーム、クリケットというゲームを展開し、ある程度上達してきたら、ペア、もしくは個人戦の大会を実施します。試合はとても盛り上がり、授業ではみんなの笑顔があふれています。ですから、中にはマイダーツも購入してしまう生徒も出てくるほどみんなハマりますし、なにより授業中の練習風景はみんな真剣です。老若男女関係なく楽しめるダーツは、ケガや体力、体格の心配もなく楽しめる生涯スポーツになります。
いかがでしたでしょうか？今回の「ダーツ」を含め、法政二高では例年40～50 個もの必修選択講座が開かれていて、それぞれ工夫がこらされた授業が展開されています。
今後もさまざまな選択講座について紹介していきたいと思います。
※開講される選択講座や、その内容は年度によって異なります。
