部活動紹介

硬式野球部

部活動 紹介

  硬式野球部の歴史は、1939年の旧制法政二中の設立ころから始まります。1952年に甲子園大会に初出場をはたし、1957年から61年まで5年連続で夏の県大会を連覇し、57年には甲子園準優勝の栄冠を手にしました。なかでも1960年夏と翌1961年春には、田丸仁監督の『ドジャースの戦法』を基礎とした近代野球により、甲子園大会で全国制覇(夏・春連覇)の偉業を成しとげています。その後も、1984年春の選抜大会、1982年と1988年夏の選手権大会を合わせ、甲子園出場は春2回、夏9回の通算11回を数えています。

 2022年度は、部員数62名で活動をしています。最近はコロナウイルス対策のため十分な活動を行えていませんが、例年では週6日の活動を基本としています。夏・冬2回の合宿で基礎的なチームづくりを行い、県内外の強豪校との練習試合を行っています。

 現在、神奈川県で勝ち抜くことは大変難しくなっています。しかし、法政二高野球部が目指しているのは、必ずしも目前の試合に勝つことだけではありません。「法政二高の野球」に自信を持ち、常に「全国レベルの高校野球」を追求することが最も重要なことだと考えています。

 学生野球は、学生であることの自覚を基礎として成り立っていますので、それを忘れては野球は成り立ちません。厳しい練習や試合を通じて、「フェアの精神を体得すること」「いかなる困難をも凌ぐことができる強健な心身を鍛練すること」「他者を思いやる心を育てること」を実践のなかで育てることに指導の重点を置いています。また、これらの日常生活・練習・試合での指導を総合し、社会生活における人間形成の土台を築き、精神的自立の確立を目指しています。

 硬式野球部で、共に神奈川県の頂点(甲子園)をめざしましょう。