法政二中陸上競技部は、「走る」「跳ぶ」「投げる」種目すべてに挑戦し、一人一人の興味や能力にあった練習をおこなっています。また、学校創立時より続く伝統ある部で、神奈川県私立中学校体育連盟の陸上競技大会では男子総合優勝の連覇記録があり、卒業生には全日本中学校陸上競技選手権大会での入賞を果たした選手が複数名います。
日常の練習は、全員が同じ練習をおこなう走りを中心にした日と種目練習の日に分けています。また、例年は夏と春には高校陸上競技部と合同の合宿をおこない、同じ練習内容をこなしています。中学卒業後に、高校、大学と陸上競技を続ける者も多く、社会人になっても現役で活躍している選手がたくさんいます。大会や合宿では、そういった卒業生が声をかけてくれることもあり、生徒たちの励みになっています。
高校陸上競技部は充実したコーチ体制のもと部員数常時約130人超で、人数の多い中、部員1人1人が目標を持って日々活動しています。陸上競技は個人種目が多いため、個人の能力の強さが求められますが、法政二高陸上部では、部全体が一丸となることを大切に考え、1つのチームとしてお互いに刺激し合いながら練習に取り組んでいます。陸上競技といってもその種目は多く、短距離・長距離・跳躍・混成・障害・投てきとさらに分かれて練習しています(「競歩」以外の全ての種目に取り組んでいます)。そのため異なった練習メニューをこなすのでどうしても部全体の団結力が薄れてしまいますが、練習中はお互いに声を掛け合い、刺激し合うことで部の団結力を高め、中身の濃い練習ができるように心がけています。
また、春・夏・冬休みには強化練習や合同合宿を行います。そこでは体力・技術などの競技力の向上の他、部員のコミュニケーションを深めたり、他校と合同合宿をすることにより、新しい刺激を受け精神的な面を強めていきます。陸上競技の大会は、4月から11月にかけて行われ、総体、新人戦、国体といった大きな大会が開かれます。また駅伝や記録会などといった大会があり、各部員大会に向けて、ベストな状態でのぞめるように調整を行います。
目標は今年の戦績より各個人とも更新すると共に、関東・インターハイ・国体に一人でも多く出場できるよう、陸上競技部一丸となって練習や大会に臨んでいきたいと思います。